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2024-03

1513話 厄除け大師 / 豊田フィル演奏会 - 2023.06.19 Mon

 維摩池(尾張旭市)のすぐそばに、大きな弘法大師像があるはずですが、最近、見た記憶がありません。
 樹木が生い茂って囲まれてしまったのかもしれませんが、急に見たくなりました。
 池の南東角の丘を登ると「御嶽山礼拝所」という木の札があり、視界が広がります。
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(どこが御嶽山か分かりませんが、中央やや左あたりでしょうか)

 振り返ると弘法大師像です。
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 昭和6年建立と書かれています。
 正面から見ると
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 由来について書かれた石板には、とんでもないことが書かれています。(今だったら殺人事件です)
 超要約すると、
 昔、池がたびたび氾濫するので占ったら、5月某日に機織り道具をもって通りかかった娘を、池に投げ入れよと出たそうです。
 めちゃくちゃな話ですが、実行しちゃったそうです。(゚д゚)

 そのあと、堤防を造ったら水害は無くなったんですが、殺しのあったのと同じ月日に機織りをしたものが横死(事件・事故などで急死)するということが続いたので、鴨ケ峰に寺を建てて弔ったそうです。(道浄寺)

 その寺もいつしかなくなってしまい、そのあと昭和9年に建てられたのが厄除大師です。(高さ9.5m)(退養寺横)

しかし、ひで~話だ。
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 死んだふりをするサンタ・・・共同生活者は、岩盤浴だと言うが


豊田フィルハーモニー管弦楽団 第33回 定期演奏会

 団員の方から共同生活者へご案内をいただき、久々に
生演奏を聴かせていただきました。
 場所は、いつもと同じ豊田市コンサートホールです。

 駅前の活気が戻っています。
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 (延々と続く廻廊)(デトロイト風? 仙台風? これが豊田)

 開演15分前、ここでスマホを切る
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プログラムは、
 ボロディン 交響曲第3番イ短調
 ラフマニノフ 交響曲第2番ホ短調作品27

指揮は高谷光信氏

短い感想)
 曲としては、ラフマニノフの方が好きです。
 第三楽章のモフモフ&カラフルな中間色のような響きがすばらしい。
 ただ、全身を包み込まれるような広がりは、いまいちでした。おそらく席が後ろ過ぎたせい

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人が多くて、帰りも大変です。

1462話 辻井伸行日本ツアー/サンタの散歩道 - 2022.12.23 Fri

 辻井伸行氏の日本ツアー(12/8~3/17)の5回目、年内最後の演奏会が、愛知県芸術劇場コンサートホールで開催されましたので、共同生活者に引っ張られて聴いてきました。
 
 芸術劇場へ行くには、開放型地下空間「オアシス21」を通りますが、今はスケートリンクがあり、奥の方では、アイドルの公演が行われていました。
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 開演30分ぐらい前のコンサートホール
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プログラム)
ベートーベン
 ピアノソナタ第17番ニ短調Op.31-2(テンペスト)

リスト
 巡礼の年 第2年への追加(ヴェネツィアとナポリ)S.162/R.10 A197

ラヴェル
 ハイドンの名によるメヌエット
 亡き王女のためのパヴァーヌ
 水の戯れ

カプースチン
 8つの演奏会用エチュードOp.40

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感想)
 演奏技術的なことは全く分かりませんが、感動を通り越して、打ちのめされました。
 透明な音を埋もれさせることなく、音の塊が、どんどん押し寄せてくる感じです。
 演奏している姿は、格闘技のようです。
 とくに、最後のカプースチンの曲では、ジャズののりのようなものも感じました。
 ともかく、超絶技巧をなんなくこなし、疲れを知らないひとです。(アンコールに応えすぎ)
 CDも買いましたが、生演奏の面白さとは別のものでしょう。
 今回のツアーでは、あと10回、各地で演奏会が予定されています。脳内リセットにいかが

 長いアンコール演奏もあって帰りは、10時過ぎていました。
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 名鉄から愛環に乗り換え
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サンタの散歩道)
 来週、美容室なんでボッサボサ
「これぐらいの方が、もてるのさ」

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 森林公園の遊具は、ほぼ完成のようだけど、どうやって遊ぶの?
 メッチャでかいんですけど

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 大道平池の水位が随分下がってますが、鳥さんには問題無いみたいです
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 Y坂へ向かう道、風が強い(ビル風みたい)
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 枝にくっついてるの雀さんです。48羽までは数えましたが、あとは分かりません。左端には、飛んでる子もいますし・・・
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1376話 アイリッシュハープ弾き語り(ランチタイムコンサート@宗次ホール) - 2022.02.22 Tue

 共同生活者のハープの先生が出演される「ランチタイムコンサート」に行ってきました。
 会場は、宗次ホール(名古屋、栄)で、11時30分開演ということで、「乗り継ぎ案内」を見ると、愛環鉄道から名鉄瀬戸線に乗った方が良さそうなので、いつもとは逆の方向へ向かいます。「ワクワク」

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(中水野駅から南の方向)
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 出演は、奈加靖子さんが、ボーカルと小型のアイリッシュハープ(弾き語り)で、MCも担当です。 
 共同生活者の先生の長屋梨沙さんは、ケルティックハープはもちろん、ティンホイッスル(縦笛)、コンサーティーナ(小型のアコーデオン)を担当されてました。

曲目は、アイルランドの風景をしのばせる
1. ワルツ・メドレー
2. 庭の千草
3. Home And The Heartland
4. サリーガーデン
5. 林檎の木
6. ダニーボーイ
7. ダンスチューン・メドレー
8. 希望の島・涙の島
9. ウォーターイズワイド
10. ダンスチューン・メドレー
11. 埴生の宿
で、哀愁をおびた楽曲ばかりでなく、ダンスチューン・メドレーのように、酒好きが多いことを思わせる賑やかなものもあります。
 でも、私には、底抜けに明るいわけではなく、どこか、強さにともなう悲しさが感じられました。
 個人的にα波が出まくったのは、ウォーターイズワイドで、半ば催眠状態になりました。(寝てんじゃないよ!)
 アンコール曲は、タイタニックのテーマでした。

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(最後に記念撮影の時間を頂けました)(画面左が奈加さん、右が長屋さん)

 ボーカルの奈加さんは、延々と大声量で流暢な外国語(しらんけど)を歌い上げ、流石、元宝塚歌劇団と思いました。

 売店では、特別に、アイルランドの「バトラーズ」のチョコレートを売ってましたので、紅茶とともに購入しました。
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(この他、詰め合わせも・・・写真の前に、すでに分配済み)

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 帰りは、地下鉄新栄駅経由で。
途中、例のもじゃり物件。相変らず、もじゃりに磨きがかかっている。

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 こちらは、JR中央線、高蔵寺駅前(北側)。どんどん変わって行く。
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 面白かったけど、すこし疲れた。そういえば、ランチタイムコンサートなのに、昼飯を食べてなかった。豚まんでも食べよっと。

1348話 佐藤晴真チェロ・リサイタル/無重力クッション・はたらく細胞・歴史道 - 2021.11.16 Tue

 佐藤晴真氏のチェロ・リサイタルに行ってきました。
 会場は、名古屋栄の宗次ホールです。

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 宗次ホールって、ココ壱番屋の社長の宗次さんが造ったんですねぇ。知らなかった。
 宗次さんは、三歳まで施設にいて、それから養子に出されたものの、里親が離婚して云々という厳しい人生を歩んできた人ですが、ある日聞いたクラッシックに心が救われたということで、大成してからクラッシック専用のホールを造られたそうです。(朝ドラが、できそう


     プログラムは、こういう構成でした。
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 ピアノは、高木竜馬さんです。
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 なにも評論できないのですが、私の心をメッチャンコ揺さぶったのは、ドビュッシーの「チェロとピアノのためのソナタ ニ短調」です。チェロとピアノが、薄暗い空中を絡み合い、踊るように進んだあげく、光の粒になって舞い上がって行くのです。
両演奏者も、「やったー!」という表情をしていました。


 ということで、再度聴くために、ロビーでCDを買いました。
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 晴真氏が後光を発しているように写っていますが、何かが偶然写り込んだようです。

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 本屋さんで、望みの本が見つからず、クッションを買ってしまいました。本屋なので、宝島社が販売してますが。
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 カバーが地味です。左右の真ん中が膨らんでいて、尾てい骨を支えるのが、みそのようです。普通のウレタンのクッションよりも、しびれない気がしますが、無重力は言い過ぎか?
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 さらにこんな小学生用の本も買いました。
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小学生のレベル高っ!

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色んなところをめくると内部が見えます。
 ただ、アニメの「はたらく細胞」のような面白さはありません。あくまでも、よくできた図鑑です。


 こちらは、新聞販売店に届けていただきました(新聞と同時)。
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 歴史好きだったら、断片的に知っているようなことを統合した本ですが、諸説をまとめることで、卑弥呼の時代が見えてきます。
 そういえば、はじめて見た古墳は、大阪の友人に連れられて行った「箸墓古墳」でした。
 当然のように未調査ですが、非破壊的な方法でよいので、調査してほしいものです。

1310話 せめぎ合い - 2020.10.25 Sun

 佐藤晴真さんのチェロ・リサイタルに行ってきました。
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 2019年ミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門優勝、2018年ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第一位&特別賞というすごい演奏家です。共同生活者の知人の息子さんということもあり、コンサートの話を聞き、直ちに切符を入手しました。

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 会場は、名古屋市の伏見にある電気文化会館ザ コンサートホールで、時節柄、座席が50%に限定されており、体温チェック、手の消毒をしてからの入場です。

 演奏は、バッハの「無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調」から始まりましたが、コンサートホールの響きが良いこともあって、音が空間を満たしてゆくのを実感できました。(楽器も、すごいらしい)

 その後、大伏啓太さんのピアノが加わり、ショスタコーヴィチ「チェロとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.40」が始まりましたが、これが、アクロバティックというか、チェロとピアノのせめぎ合いといった感じです。
 まさに、「音の格闘技」です。


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 休憩をはさんで、ロストロポーヴィチの「ユーモレスク Op.5」、これは短いけれど、技巧のすべてをぶつけるような演奏でした。

 最後は、ブリテンの「チェロとピアノのためのソナタ ハ短調 Op.65」
 せめぎ合いは、さらに激しくなり、対話というよりも、喧嘩のようにすら見えました。

 今回のコンサートで、チェロに対する認識が、コロッと変わりました。
 渋い楽器だと思っていたのですが、すごい演奏家であれば、多彩で、キレキレの演奏が可能だということです。

 なお、11月に、CD「The Senses ブラームス作品集」SHM-CDが発売されるそうです。


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 これは、23日朝の雨雲レーダーの画面ですが、右上に〇が出ています。(多分、故障)
演奏会も、二重丸でした。


 せめぎ合いといえば、セイタカアワダチソウとススキのせめぎ合いも、終わりがありません。
ここは、セイタカアワダチソウ優位。

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 こちらは、在来種のススキが優位になっています。
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 地盤のせめぎ合いと思われるのが、ここ。
割れだけでなく、段差もできてきました。

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 眠気とのせめぎ合いに負けたサンタ(M.シュナウザー)。最近、よく寝る。
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 水との闘いの跡でしょうか。水路がつまるとヤバそうな・・・
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Author:dadebeso
愛知県尾張東部在住. 宗教的なものではありませんが,場所の持つ力に関心があります.また,ものごとの起きるタイミングという意味での時の力にも関心があります.そのほか,落語,オーディオは,子供のころからの趣味です.

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