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2017-11

988話 タイムスリップしたような「笠松町 本町商店街」 - 2017.06.07 Wed

 義母と共同生活者の野暮用のため、岐阜県羽島郡笠松町にやってきました。隣の県とはいえ、木曽川をまたいだだけで、共同生活者の実家からは、10分もかかりません。ふたりが用事を済ませている間、本町商店街を徘徊。
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 まずは、このガソリンスタンドに感動です。前回通ったときは、機械も古かったんですが、今風になって、ちょっと残念。
 販売品目は、レギュラーガソリンと灯油で、ガソリンスタンドというよりも、油屋(石油商会)さんですね。ESSOの看板が、戦後モダニズム。


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 石油屋さんの前の道。古くは伊勢に向かう道路だったようです。

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 というのは、この柱に関の跡で、名古屋街道と伊勢路の分岐点と記されているので、わかりました。

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 通りを少し進むと、杉山邸(金、土、日、祝日は公開)をはじめ、

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和菓子屋さんなどの古い店構えの商店が並んでいます。(ちなみに、右端のポストに事務的な葉書を入れました。現代に届くんでしょうか)

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 黒板塀に見越しの松ですね

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 中央が、堤防のすぐ下の家


 前回も通っていたはずなのに、今回気づいたのは、「笠松町歴史未来館」、入場無料、月曜休館。

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外観を写してないので、内部のみ(撮影OK、確認済み)

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江戸幕府の直轄地だったので、こんなものも(行列の先頭で、カッコつけて回すんですよね)

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 これは、濃尾地震(1891.10.28)のコーナー。
 濃尾地震は、本ブログでも取り上げた根尾谷断層ができた日本史最大の内陸地震(M8)で、そのとき、岐阜-一宮断層が連動して、この辺りの建物は、ほぼ、崩壊・焼失したということです。ということは、今ある多くの建物は、それ以降のものなんでしょう。といっても126年経ってますから、明治の初期、幕末の雰囲気が残っているのがわかります。なお、右端の黒いものは、焼け跡の柱。アップで

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952話 瀬戸の粘土の謎が解けた「日本列島100万年史」 - 2017.03.06 Mon

 暖かくなってきたので、赤池タイヤさんで、夏タイヤに交換(会員制無償)。
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 留守番のサンタ(M.シュナウザー)は、窓越しに見送り。

 帰ってから、留守番のお駄賃で市民公園へ散歩に。
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 画面正面、市民公園の東は、粘土の採土場が広がっています。

 尾張東部に転居してきてから、ずーっと疑問に思っていた「どうして粘土がいっぱいあるの?」の答えが、山崎晴雄、久保純子著「日本列島100万年史」にありました。

 100万年前まで、東海湖盆という伊勢湾西岸から東濃・三河高原にいたる盆地があったそうです。(今の地形は、1回忘れましょう)
 瀬戸あたりが東の端で、西の端は、養老断層に至ります。

 瀬戸や知多半島付近、伊勢付近が、最初に堆積が進んで、淡水湖が埋められていった感じでしょう。(なお、ときどき聞く、この辺りまで海がきていたということは、痕跡がみられないそうです)


 近くの岡崎は、墓石に使う花崗岩で有名ですが、花崗岩の風化物が、瀬戸、土岐、常滑の谷や低地に堆積して、粘土になったということです。しかも、花崗岩の風化物だけで、混じりものがない良質な粘土(陶土)なので、陶磁器産業につながったわけです。
 まさにガッテン!

IMG_17032358c_convert_20170303215122.jpgクリックで拡大できます

 以上は各論ですが、この本の主題は、日本列島が今日の形になるまでの物語の方で、CGで動画になったら、100回観ても飽きない、壮大な作品になりそうです。
 長くなるので、講談社ブルーバックス「日本列島100万年史」を読んでいただくとして、衝撃を受けたキーワードは、「日本海開裂」です。チマチマした人間世界がばかばかしくなること受け合いです。

881話 柴山元彦著「3D地形図で歩く日本の活断層」 - 2016.09.14 Wed

 本屋さんの政治・ドキュメンタリー部門の棚に、これが置いてありました。
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柴山元彦著、創元社、2016/7発行
(腰巻のコピーは、意図不明)


 たしかに、日本の政界も、大きな活断層を秘めているには違いありませんが・・・
 この本は、そちらではなく、大地を揺らす活断層の話です。

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内容の一部紹介)

 入門書となっていますが、活断層とは何かといった基本的な説明に始まり、各地の活断層の特徴、社会とのつながりまで視覚的に表現されていて、よく知っている人が、他の人に説明する場合のテキストとしても使いやすい構成になっています。(中・高生に配慮したのか、やたらルビがうたれています)

 例えば、活断層と断層の違いは、
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第四紀(260万年~現在)の地層にも現れている断層が活断層。このほか写真や、もっと詳しい図を使った説明もあります。
地学の方では、260万年前は、最近のことなんでしょうね。
しっかり地面を掘れば(トレンチ)、活断層かどうかは分かりそうですね。とくに原発付近


 また、正断層と逆断層も、なんのこっちゃという感じですが、この図でスッキリしました。
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 断層でできる地形としては、゛ブラタモリ”で話に出たかどうか記憶にありませんが、三角末端面(下図A)とか、下図Bのケルンコム(谷)、ケルンバット(山)というのがいかにもありそうで、参考になりました。(実例写真も掲載されている)
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 タイトルにある3D地形図として、神戸の諏訪山断層を例に挙げます。
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3D地形図(紫色の線が活断層)
(南西から北東方向を見る)


これと地質図、平面図も示されているので、考えやすくなっています。
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 さらに、断層による被害を避ける工夫についても触れられています。以前、私のブログでも書きましたが、新神戸駅は断層の上です。しかし、想定済みなので、ほぼ安心です。

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感想みたいなもの)

 そのほか、各地の断層について、温泉との関係や歴史とのむすびつきなど、文化的な面も書かれていますので、「断層旅行ガイド」にもなるでしょう。(断層旅行(断層探索)は、このところの私の旅行のテーマ)
 阿寺断層、根尾谷断層、六甲ー淡路島断層帯、養老断層など、行ったことのある場所は、懐かしいし、赤石断層(大鹿村)については、年内に行ってみたくなりました。

 ただ、野島断層の直接的な記事が無いのと、図が小さく、写真が見にくいなど、すこし残念です。
 また、34の断層がとりあげられていますが、断層だらけの日本では、メジャーなものだけということで、名古屋でいうと、堀川断層、尼ケ坂断層、笠寺起断層のような推定断層は、当然、省かれています。地域別版が待たれるところです。

841話 日経サイエンスの地震記事(南海地震が近い) - 2016.06.03 Fri

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<好天の尾張東部高低差地域>空気も澄んでいる
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 じつは、「暗黒エネルギー」の方に興味があって日経サイエンス7月号を買ってみたのですが、△□○?!?状態で、読んでいる途中で気絶してしまいました。ブログの名称「場の力・・・・」にも関係する話ですが、紹介不能です。
「これだけかみ砕いて説明してやったのに、分からんかい!」「あほんだら!」とでも言われそうです。
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IMG_16061413i_convert_20160603190102.jpgクリックすると拡大できます

 で、次に興味のあった緊急特集「九州で大地震」を、個人的な興味中心に紹介します。
(内容は、引用ではなく、あくまでも素人が受け取ったイメージで、ザックリと書いていますので、ヨロシク)

◎またまた、専門家は、前から注目していた。
 東日本大震災のときも、2009年ぐらいからGPS観測点動きが変だと言っていたのに(国土地理院)、強い警告を出せないまま、その日を迎えてしまいました。
 今回も、地震の専門家は、16年前の予兆とも言える群発地震の後、観測拠点を設置して日奈久断層帯に注目していたのに、前兆をとらえられず、直前の警報は出せなかったということになります。

<M6~7として警告は出していた(九州大学)・・・ただし、「そう遠くない将来」発生という言い方>
何時が、はっきりしないと、自治体は動かない>
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(脱線:◎音屋さん向けにマグニチュードのイメージ提案(by dadebeso)
 M8は135dB、M7は105dB、M6は75dBといったところで、いかがでしょうか? M6とM7では、大きな違い。M6(75dB)は騒がしいが、M7(105dB)は、難聴になる)
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◎近くの火山に注意・・・割れ目ができ、噴火の可能性が高まっている
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◎巨大地震の導火線に火が付いている

 ブロック断層モデル(GPS観測点の動きに基づいて地表を分割)で見ると、同じブロックの北東端で、1995年に阪神・淡路大震災が、北西縁で今回の熊本地震、1990年の雲仙普賢岳噴火、南西縁で1997年にM6級地震、2011年霧島山噴火、等々が起きている。
 この元気が良すぎるブロックの南部一帯は、南海トラフ地震の震源域であり、M8級の地震(津波)が近づいていると考えるほうが自然だ。
 南海・東南海・東海連動地震が起きるかどうかは、別にして、南海地震が近いことは覚悟すべき

・・・という風に、読み取りました。

 古文書の例を見ても、百年単位で静かな時代があって、そのあと数年から数十年間隔で続けて地震が起きていることが記録されています。

 いずれにしても、震度7で、何も起きない家・施設にできれば、良いのですが

685話 野島断層(2)・断層とラドン温泉 ・明石海峡大橋 - 2015.04.04 Sat

 断層のあるところは、近くに有名無名の違いはありますが、必ず温泉があります。(断言 もっとも、日本中温泉だらけですが)
野島断層の場合も、岩屋地区にラドン温泉があるので、そこに宿泊。

 窓から明石海峡大橋が見えます。対岸は、舞子(夜景 手持ち撮影 窓が開かないので、いまいちクリアーではない)
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 旅館からは、徒歩数分で、道の駅「あわじ」
背後の巨大なコンクリートの構造物が、橋の淡路島側の固定端です。
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          橋の真下 (コブラに見えなくもない)
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 岩屋港も近くですが、静かなところです。 (青春している若者? 旅館の庭から)
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 道の駅の広場にあった「鋼製シンカー」 35トンのおもり
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 こちらは、橋を造るときに使った「潜水支援艇」
ボンベを背負った潜水では、30分しか潜れないが、これを水中の中継基地にして長時間作業ができる。水中エレベーター兼休憩所みたいな
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 道の駅から見た旅館
大きな窓のところが浴場
ガラスが無い部分は、露天風呂 朝風呂のとき女の子がいた 廊下で会ったらニッコリされたけど、どういう意味
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旅館の建物の端 床下は、こんな具合
自然の造形というか、見ようによっては、妖怪だらけ
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(つづく)

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Author:dadebeso
愛知県尾張東部在住. 宗教的なものではありませんが,場所の持つ力に関心があります.また,ものごとの起きるタイミングという意味での時の力にも関心があります.そのほか,落語,オーディオは,子供のころからの趣味です.

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