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2013-09

520話 揚羽草子(口述版)(1) - 2013.09.30 Mon

はじめに)
 30年以上前に書いた、今で言うところのファンタジー小説をベースに、落語の原作を目指して、講演原稿風に改造して、遊んでみようと思います。

 元の小説をポジティブに評価していただいたのは、当時、交通事故で頭をしたたかに打って入院中だった故Y先生だけでした。頭がまともな方々には散々でした。
自分で読み返してみても、若書きで、赤面の至りですが、開き直って書いてみます。

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<引き出しの奥から出てきた原稿>


揚羽草子(口述版)(1)

 名古屋の千種区には、振甫(しんぽ)とか猫洞(ねこがほら)といった変わった名前の町がございます。
振甫は、尾張藩に仕えた中国人のお医者さんの名前、猫洞は、猫が住む洞窟があったという話ぐらいは、残っているようですが、その近くの揚羽という町については、由来が分かっておりません。

 町内には、茶屋ケ坂池という、さほど大きくない池がございますが、小高いところにあるせいか、春の初めとか秋の終わりの夕刻には、霧が立ち込めて視界を遮ることが少なくございません。


「吾作さん、あれを見てちょぅ(ください)」
「なんだ、ありゃあ、無茶苦茶でっきゃー蝶々で、にゃぁきゃぁ(ではないか!)」
さすが猫洞に近いだけあって、ニャアニャア言っております。
「鳥かもしれんけどな」

 嵐が去ったあとの澄み切った青空の中、蝶としてはありえない高さのところを、黒く巨大な飛行物体が移動していきます。
(つづく;風邪気味につき、本日、早めに終了)

519話 地盤品質判定士について - 2013.09.27 Fri

 テレビで知ったのですが、「地盤品質判定士」の初めての試験が、9月22日にあったということです。
 当ブログでも、同様の提案というか、何か、モゴモゴと言ったような記憶がありますが、この資格は、そのイメージとは大幅に異なり、不動産の取引に影響の少ないかたちになっています。

 こちらが描いていたのは、

・国家資格であり、原発の立地にも口をはさむことができる
・内陸の活断層など、地殻変動を可能な限り把握している
・地形成立の歴史を説明できる

といった、地学の知見を中心としたものですが、今回の「地盤品質判定士」は、

・国家資格ではなく、学協会が設けた資格です
・活断層の存在といった不確定な危険性ではなく、土砂崩れとか液状化など、ある程度対策可能なリスクを指摘する仕事のようです
・土木・建築の専門家、地質・地盤の専門家を対象(受験資格)にしているので、気象予報士のように、小学生が受験することはできません
・試験問題(例題)は、地盤調査に関するもの、土木工事に関するものが中心です

こういった土地の購入を決心するのには、有効でしょうね。
     IMG_0274.jpg
     <スマホで撮影 標高約100m>

 ブログ管理人の経験では、不動産屋さんは、「大丈夫」としか言いませんので、土地を買ってからボーリング調査をして、土地改良工事をしたというのが実態です。
それが、土地購入前に「地盤品質判定士」さんの判定が得られれば、かなり安心できるということでしょう。あくまで、真面目な判定士だったらですが。

 それでも、活断層や津波の危険性は、自分で調べるしかありません。

518話 京都のFLZの事故で、中原ひとみの息子さんの事故を思い出した - 2013.09.25 Wed

 京都府八幡市で、若葉マークのドライバーが運転するフェアレディZが、歩道のフェンスを倒し、小学生に当たりながら空中を舞い、民家に飛び込んだ事件については、色々割り切れない点があります。

1. 頭から突っ込んでいるのに、リアのバンパーが脱落している(画面で見る限り、横にもげている)
2. 左折直後なのに、フェンスを倒した衝撃力が極めて大きい
3. Uターンに近い急旋回をしている


 本人は、アクセルを踏み過ぎたと言っているようですが、フェアレディZには、VDC(ビークル・ダイナミック・コントロール)とかいう装置が付いており、車が横滑りなどの変な挙動をしないように制御しているはずです。
もっとも、なぜかOFFスイッチが付いているので、切っていた可能性があります。意図的に切っていたら、危険運転の一つの証拠になります。


 ブレーキとアクセルを同時に踏み、ブレーキを弱めることで、急発進する手法があります。タイヤのグリップ限界を無視した無茶な発進です。結果的にドリフトする可能性大です。

 ネット上で言われているように、故意にドリフト走行(おしりを振らせる)を試みていた可能性もあります。

 ぶつかって方向が変わったのではなく、おしりを振って約90度旋回し、リアバンパーが反対車線のガードレールに当たり、そのままの方向で加速して、歩道に向かったということでしょう。ブレーキを踏んでいれば、ノーズが下がるので、縁石にぶつかって停まった可能性もありますが、エンジンを吹かしたので、ノーズが上がって空中を舞ったわけです。

 中原ひとみさんの息子さん(土家歩さん)が、若くしてスポーツカーで亡くなられたという記憶がありました(1990年死去、26歳)。PORSCHEだったと思っていたのですが、調べてみたら、フェアレディZでした。運動神経は抜群だったようですが、運転経験は少なかったと記憶しています(当時の報道)。
 
 お金を出せば、だれにでも本格的なスポーツカーが買えるわけですが、フェアレディZに限らず、馬力あたり重量の小さい後輪駆動車を、マニュアルでコントロール下に置くには、一定の知識・経験が必要です。本当は、運転免許の他にライセンスが必要だと思います。

 以上、昔、砂利を撒いたばかりの駐車場で、マークIIを意図せずドリフト走行させてしまったブログ管理人の感慨でした。

517話 ・西南戦争 ・台風上陸と肺喘息 ・豊田英二さん ・「半沢直樹」 ほか - 2013.09.23 Mon

1. 西南戦争と南北戦争
 714話(9月13日)の「幕末日本の城」という本の紹介の中で、熊本城が南北戦争で焼失したと書いたのですが、ミサイルのない時代にアメリカ大陸から砲弾がとどくわけもなく、西南戦争の書き間違いです(修正済み)。

 それで思い出したのですが、南北戦争(1861-1865)で余った武器弾薬が、イギリスを経由して幕末の日本へ大量に持ち込まれたそうです(「逆説の日本史」ほかからの受け売り)。ちなみに戊辰戦争は、1868-1869年ですし、西南戦争は、1877年なので、死の商人が暗躍するにはピッタリのタイミングです。(間接的に砲弾が着弾)



2. 台風18号の上陸と肺喘息
 台風による気圧の変化によって、肺喘息の発作を起こす方が、おられるようです。
 9月16日に豊橋付近へ上陸した台風18号による我が家での気圧変化を紹介します。ただし、ポケットタイプの気圧計なので、精度は?です。また、我が家は、標高116mにあるので、常時10hPa程度、気圧が低くなっています。


台風気圧130916
          <台風18号による気圧変化>(@尾張東部)

 参考までに、昨年9月30日、愛知県東部に上陸した台風17号の場合は、こんな変化でした。
     img761-001.jpg
       <昨年の台風17号による気圧変化>

 明らかに今年のほうが、急激な気圧変化となっています。変な咳が出た方は、気圧も疑ったほうが良いかもしれません。


3. 豊田英二さん
 ご承知のように、トヨタ自動車最高顧問の豊田英二さんが、9月17日に逝去されました。お悔やみ申し上げます。
 周りにお葬式の話が多く、葬祭殿が混み合っているという話を聞いて、そういえば、豊田英二さんは恐ろしく長命だなぁと思って、ネットで近況を調べようと思っていた矢先の訃報でした。

 昔、勤め先(トヨタ系の機関)の代取を兼務されていたころは、当時の「ターセル」を、自分で運転して来られていたそうです。今で言えば、社長が「アクア」に乗ってやってくるといったところでしょうか。もちろん運転手付きの「センチュリー」はあったのですが。この辺りは、技術屋さんの血がそうさせたのでしょうね。あまり、神格化しないで、大会社病にならないためのお手本にすべきでしょうね。



4. 「半沢直樹」の終わり方
 ドラマ「半沢直樹」を最後の3回だけ観ました。私が転校生として、ある小学校へ移ったとき、その小学校で、露骨ないじめが行われているのを見ました。特定の女の子を、皆で遠ざけるようないじめです。そのいじめの首謀者で、学業成績優秀なヤツが銀行へ入ったというので、なるほどと思ったことがあります。

 残念ながら、銀行にはそういったイメージがつきまといますし、今回の「半沢直樹」も結構、銀行員も納得というところがあるようです。
そして、あの終わり方です。銀行性悪説が固定化されかねません。ついでに財務省も
原作には、続編があるようですが、このままですと、求人活動にも影響しそうですね。



5. 痩せてシンドイ
 秋に向かって倒れ込んだ感じで、バテバテです。サンタ(M.シュナウザー)の体重を測るため、抱っこして体重計に載って気付いたんですが、私自身の体重が、1~2kg減っています。
 BMIは、なんとか19程度ですが、世間のおじさん達の平均体重と比較すると十数キロ少なく、風に乗りやすい体型です。BMIは、22が統計的には長寿のようですが、そこまで到達するには、食料が足りません(ウソ)。なお、体脂肪率が17.2%なので、脂肪以外も減っていそうです。

516話 ミュージカル「はだしのゲン」を観て、次の戦争のかたちは? - 2013.09.18 Wed

 中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」を、ミュージカルに構成した作品です。脚本・作詞・演出:木島恭、作曲:林はじめ、制作:木島事務所 (名演9月例会、名古屋市民会館中ホール)

 この作品では、原爆投下の直前から、ゲンのお母さんが爆撃直後に出産し、その赤ちゃんが死ぬまでを、描いています。

 感想としては、「随分、キレイにしちゃったな」というのが正直なところです。ある程度、おぞましいシーンも覚悟していたのですが、これだったら閲覧制限にひっかかることもないでしょう。実際、子供に見せることを配慮しているのかもしれません。あるいは、ミュージカルというものの特性なのでしょうか。

 3.11の津波、原発事故、帰れない避難民、最近の竜巻、豪雨などの悲惨な状況を何度も見て、こちらの感性が変わってしまったところがあります。どんなひどいことも実際に起きうるということを、怯えを伴わずに、感じてしまうようになりました。

 ミュージカルとしての完成度は高く、とくに踊りについては、素晴らしかった。ゲンの姉と被爆者の2役を担当した広瀬彩さん(オフィス・エイツー)の動きが、とくに目を引きました。案内役の前田昌明(新人会)さんが、舞台を引っ張り、締まったものにしていました。

 多くの死にかかわる場面を見ていて、原爆ということよりも、一個人としての生きることの意味、死んでいくことの意味を考えさせられました

 話はそれますが、集団的自衛権の解釈変更や秘密保護法制定など、古典的な戦争準備が進んでいますが、次の戦争はどのようなものになるのでしょうか。

 流れは明らかでしょう。
・無差別殺人
・大量・広範囲破壊・殺人
・残留性無視(解毒、除染困難)
・無人化

 これらが一層顕著になるのか、過去の反省をふまえて、ピンポイントの機能停止攻撃になるかです。後者については、見たことのない「電子兵器」の登場を待つ必要があります。私は、ノーアイデアなので、拉致して逆さに振っても、何も出ませんよ。 

515話 8・9月に買った本 (2) 「鉱物・岩石入門」「へうげもの16」「清州会議」 - 2013.09.15 Sun

 台風18号が近づいていますが、尾張東部の我が家では、18時15分(9月15日)現在、995hPaで雨も降っておりません。
 8・9月に買った本の続きですが、青木正博著「鉱物・岩石入門」誠文堂新光社、¥1500について紹介します。

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 この本の良い所は、構成がよく考えられているところです。地学系の本では、鉱物・岩石がどのようにしてできたかが中心になりがちなのを、使われ方という軸でも整理されています。

 章の構成は、
第1章 鉱物の形
第2章 鉱物の物性
第3章 鉱物の生成
第4章 人間が利用する鉱物
第5章 岩石の生成と姿
第6章 生活に役立つ岩石
第7章 鉱物の採集
となっており、中身(節)も、分かりやすくなっています。


 もう一つ挙げれば、低価格なのに紙質が良く、良質のカラー印刷がなされているところです。
もちろん、印刷物の限界を感じるところもありますが、他社では、モノクロだったりする場合もありますので、出版社としても、大変頑張ったというところでしょうか。愛知の喫茶店のモーニング(セット)のように、お値打ちです。
 二三、例示します。


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<石膏の結晶の集合体です>

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<針鉄鉱ですが、透過光との光の干渉で、虹のように見えます>

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<化石ではなく、貝殻の中に鉱物が入って固まった(置き換わった)ものです>

このように、面白い写真がいっぱいです。
 この続編で、有名な庭園・建築、記念碑・墓石などに使われている石の種類を鑑定するといった企画はいかがでしょうか。雑学だけでなく、豪邸を計画されている方の参考になると思いますが・・・(クイズには出ないね)



へうげもの16
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 すでに17が出ているようですが、地方都市では、16が書店に並んでいれば良い方です。

 16は、1604年4月から1606年7月までの話です。
 京における織部焼(美濃焼)のブームの状況から始まります。
 織部が「豊徳合体」ということで、家康と茶々を結びつけようとする話と、パンクっぽい織田頼長を矯正しようとする話が核になっていますが、史実としては、???またはジェジェジェ級です。
 家康が江戸に篭って、なかなか上洛しなかった部分は、事実ですが、ねねと家康の関係も??です。ですが、いずれもありそうに思えてくるのが、筆(絵筆)の力です。清正なんかも、慕っていたようですから、案外、ホンマだったりして・・・
 次が楽しみです。



清州会議
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kindle版
 510話(9/4)で紹介しました。

510話清州会議クリックすると、510話に飛べます

514話 8・9月に買った本 (1) 「幕末日本の城」 「逆説の日本史19」 - 2013.09.13 Fri

 アベノミクス(すでに死語?)や五輪特需に関係ない人間なので、本を買うのも慎重になります。
借りられるものは借りるとして、買うのは、資料的な本が主体になりがちです。以下、二回に分けて、簡単に紹介します。


雑誌類を除くと、この5冊
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<幕末日本の城><逆説の日本史19>

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<鉱物・岩石入門>   <へうげもの16>  <清須会議>


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 最もお値打ちな本がこれです。來本雅之編「幕末日本の城」山川出版ですが、明治初期を中心に720枚の古写真が掲載されていて¥1,800です(税別)。1枚あたり2円50銭です(煎餅と、ちゃうぞ!)。

 例えば、会津若松城の明治はじめの写真ですが、映画やドラマでは、炎上して崩壊したように描かれていますが、実際は、砲弾でボコボコにやられていても、かたちは残っています(ミラノ市で発見された写真)。23万石にしては、立派すぎるほどの天守ですね。(この後、破却)(以下、写真は全てHDTVサイズにトリミング)
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 次の例として、写生などでブログ管理人には見慣れた名古屋城ですが、古くはこんな外観で、現在とはかなり雰囲気が違います。櫓と天守の一体感が強いので、より大きく見えます。(61万9500石)(空襲で焼失)
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 これは、幕末に、二条城に造られた火の見櫓です(画面右)。SFアニメに出てきそうな、異様な外観です。(幕府直轄)
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 一番驚いたのは、福山城(広島県)です。天守の北面が鉄板張りになってます(黒い面)。強度のバランスとか、材質による伸縮の違いの吸収など、建築的にはやや疑問ですが、火縄銃程度でしたら鉄壁の守りといったところでしょうか。(11万石)(空襲で焼失)
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 熊本城ですが、明治初めまで、城内に清正公を祀る神社がありました。広大なお城ですが、西南戦争で焼失。(54万石)
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 どの城も、戦国末期のノウハウで建てられていますので、重火器に対して十分ではありません。正常進化していれば、石のお城になっていたかもしれませんが、強化したらお取り潰しの時代だったので、古式が保存され、骨董品のような趣が出ています。威厳を示すためには、この方が良いのですが。

 湿式の写真なので、撮影者、撮影時点によって、画質に大きな差があります。江戸城、大阪城、姫路城などは、何枚かを、じっくりと総合的に見ないとよく分からない写真となっているので、ぜひ購入して、酒でも舐めながら眺めてみてください。今は無い地元の城も、たぶん写っています。


逆説の日本史19 井伊直弼と尊皇攘夷の謎、井沢元彦著、小学館
 
 著者が書いているように、ややこしい幕末期が、大変わかりやすく描かれています。
小説家だからというよりも、事件に対して、動機に踏み込んで分析しているからだと思います。

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 普通の歴史書は、証拠重視と言っても、文書が中心で、指示者や実行犯の心情、狂信的な思いには言及しません。記録に残った客観的な状況とか、公式の指示などでは、分からないのが幕末です。重要な文書は燃やされ、証人は消され、残った文書から裏の意味を見抜く必要があります。学者が、避けたい部分です。

 この本で、井伊直弼による狂ったような弾圧の理由が分かりました。異論はあるかもしれませんし、直弼の判断力のゆがみが、なぜ生じたかという疑問は残りますが、ニューヨーク・タイムズのグルーグマン氏のコラムに書かれた、今の保守派共和党議員が、正しい知識を持たずにオバマを批判しているとの記事と似た面があるのではないでしょうか。いわく、自分に都合の良い学者の情報しか聞かない。

 井沢氏は、時々、右翼的ともとれる記述をしますが、本編では、まあ、中立的です。19編だけ読んでも面白いので、おすすめします。眼が丈夫な方は、文庫本も出るはずですし・・・

次回に続く

513話 遭遇した竜巻が分かった - 2013.09.10 Tue

 竜巻が苦手だという記事を書いてから、何度も大きな竜巻が発生しました。苦手なために生じた特殊能力でしょうか。(そんなわけ無いか? 雷が苦手な人は、発生前に腹が痛くなったりするらしいけど)

 竜巻嫌いの原点に関係ありそうな特集を、東海テレビの「スーパーニュース」という番組で、昨日の夕方にやっていました。1979年9月4日13:40に、名古屋市天白区野並で発生した竜巻のはなしです。

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<これは、その時に名古屋気象台から撮影された写真>

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<現在の同地点からの映像>比較してみると、漏斗の中心は、日泰寺の裏(姫池)あたりだということがわかります。(画面の書き込みは、ブログ管理者)

移動距離は、18kmということです。ほぼ、まっすぐ北に進み、名古屋空港近くで消滅しました。(地名書き込みは、ブログ管理者)
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 以下、番組で流された、航空写真に竜巻を書き込んだCG画像です。
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<発生地点>池の横(昔の上司の家の辺り?)になっていますが、当時の状況は分かりません。池かもしれません。(平面なので、発生しやすい?)

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<自衛隊を通過して>

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<名古屋空港の横で消滅です>

18km全てで被害があったわけではなく、skipping現象ということで、その間、ところどころで被害をもたらしました。半壊456棟で、死者1名(屋外作業者)、負傷4名(児童)です。死因は、飛んできた木材に当たったためということです。

 大きな竜巻でしたが、これは遠くから眺めたような記憶しかありません。とてもトラウマになるような経験ではありません。
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 そこで、「名古屋で発生した竜巻」について調べてみました。
やはり、テレビで取り上げられた1979年の竜巻の話が中心ですが、大阪府立大の小元さんの論文「台風に伴う竜巻について」の中に、1979年の竜巻の前、1976年8月3日天白区山根で発生した竜巻が、東北東に4km移動したとの記載がありました。(気象庁のデータにも同様の記載あり)

 前出の竜巻移動の画面に書き込んでみるとこうなります。赤い矢印が、発生から消滅までの軌跡です。
そして、◎のところ(当時の勤め先)にわたしがいました。方向、距離ともに記憶と一致します。「近っ!」
被害は、半壊52棟で、1979年の竜巻よりも弱いのですが、あまりにも近くで見てしまいました。

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 愛知県は、青森県に次いで本州で二番目に竜巻が多い県だということです。
子供の時の伊勢湾台風の体験もあり、風が怖い。竜巻なんて、とんでもない。大金でも転がりこんできたら、アメリカのようなシェルターを造りたい気分です。土木建築の方、ビジネスチャンスですよ。

512話 大広見池の復活 (II)水がない理由 - 2013.09.08 Sun

 前回の記事で、大広見池の水がない理由を、バイパス水路が活きているのではないかと推定しました。実際、まだ、雨水がバイパスされていました。理由は、竣工式が終わってないとかいうことではなく、橋の工事が続いているためです。

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 堰は、このように完成しています。右端のブルーの張り紙は、野添川砂防堰堤となってますので、これも国土強靭化予算?

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堰の下流側に、コンクリートの橋が架けられていて、まだ、工事中です。(「堤」、「橋」の文字は、写真に書き込んだものです)

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上から見ると橋は枠(どんがら)ができている状態で、この中に土を入れていくのでしょうか。

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橋の左端(東端)は、まだ、土の道と繋がっていない。バイパスの排水路のひとつが、写真中央下部の黒いパイプ(他は、木々に隠れて見えない)

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橋の場所に埋めてあった巨大な排水管は撤去されて、周りに散らばっています。秋までには、これらも片付いて、池が復活するのではないでしょうか。

511話 ・気象レーダとメッシュ予測 ・大広見池の復活は - 2013.09.06 Fri

 気候が変なことになってます。地球温暖化は無いと言って有名になったCH大のセンセは、最近、TVのコメンテーターもやっているようですが、どう弁明するんでしょうね。
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 これだけ不安定では、シミュレーションに頼っている予報は、大外れです。

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 例えば、NHKのデータ放送の場合、リアルタイムの実測データである気象レーダーでは、我が家の周りは実態通り真っ赤(豪雨)になっているのに、メッシュ予測では、50分後、「くもり」です。実際は、18時でも、強雨が続いていました。

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 その点、気象庁の雨雲レーダーの予測は、1時間先までなので、そこそこ当たります。(ただ、パソコンとかタブレットが要るので面倒)当分は、予報よりも、(気象レーダー+勘)を信じたほうが良さそうですね。(いずれ改良されると思いますが・・・)


雨の翌日の大広見池

 先日通りかかったとき、工事がかなり進んでいたので、今回の雨で、池が復活しているのではないかということで見に行きました。

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堰は完成しているようですが

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堰の足元には、水がありません。(それにしても、美しい堰ですね)

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若干雨水が流入した跡がありますが、地面に吸い込まれて、池は干上がったままです。

上の写真の右側、上流側には、少し水たまりがあります。しかし、大したことはありません。まだ、堰建築中に作ったバイパス水路が活きているようです。確認(立入禁止のため、遠巻きに探る)しようと思いましたが、体調不良。また、後日ということで、失礼します。トホホ
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510話 三谷幸喜著「清須会議」 - 2013.09.04 Wed

 三谷幸喜著「清須会議」の感想です。

 店頭で単行本を見たときに、価格と内容のバランスが悪いと思い、買わなかったんですが、新聞に文庫の宣伝が載っていたので、¥600だったら再検討しようということで、近所の本屋さんへ行きました。
 手にとってパラパラとめくって見てみたところ、老眼が進んだのか、文庫本が、すごく読み難いことが分かりました。
 そこで、同居人のKindleへダウンロードして、デカイ字で読むことにしました。
印刷しないし、紙も製本も要らないのに、代金は¥542です。(単行本は、¥1470)

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写真は、フォントの大きさを上から3番目にしたときの版面の例です。比較のために朝日新聞の紙面の上に置きました。電球色蛍光灯の下で、新聞は赤っぽく写っていますが、Kindleは、弱いバックライトを持つので、白っぽく見えています。コントラストが、やや浅いなあと思っていたら、新型では改良されたとのこと、開発者も感じていたんですね。
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 さて、内容ですが、歴史に強い人だったらよくご存知の清須会議(評定かな)の5日間だけを描いた作品です。
シーン毎に1枚のカードに描く、脚本作りのような手法がとられています。


 プロローグとして、信長の最期のシーンがあって、なぜ、遺体が見つからないか、三谷流の説明がなされています。全く新しい説ではありませんが、「脱出地下道閉鎖説」や「遺体搬出説」と同様、納得できる説です。

 また、謎とされる安土城炎上の理由も、はっきり描かれています。すこしネタバレになりますが、アホ息子とされる信雄絡みです。何があったかというだけでなく、なぜ、やったかというところにまで言及しています。この作品では、信雄を、徹底的にボケ役にしていますが、ホンマでしょうか。ちょっと演劇的過ぎるかもしれません。

 三法師を後継者に仕立て上げ、自分が主導権を握る秀吉の手口は、「倍返しだ」とかいうドラマに通じるところがあります。

 お市の方と柴田勝家の結婚に至るドタバタは、本で読むよりも、役者に好きなようにやらせてみると面白いものができそうです。少なくともNHK大河ドラマよりも・・・

総合評価は、☆☆☆☆★といったところです。
映画化されるそうですが、かなり手を入れるのでしょうね。この作品自体は、舞台のほうに向いているように思います。

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(Kindleを使うことで、一気に読めましたが(正味1日)、首が痛くなりました。
 かなり前に、西村京太郎の鉄道ミステリーを、シャープのザウルス(電子手帳)で読んだことがありますが、そのときのほうが、読みやすかった気がします。当方の加齢現象でしょうか。
 iPadよりも読みやすいことは確かですが、Kindleの新型を見てみたいと思います)

509話 自動運転車 - 2013.09.02 Mon

 日産自動車が、2020年に自動運転車を売り出すなんて言うものだから、NHKが妙に反応して特集記事にしていますね。

 しかし、NEWS-WEBで取り上げたときのツイートには、チョットがっかりしました。
 自動運転(無人走行)の研究者の近くにいたものからみると、「事故の時の責任は?」とか、「運転する楽しみがなくなる」とか、「公共交通に乗れ」とかいう感覚は、20年前となにも変わっていません。(周りの人へのアンケート結果や、お役人の反応と同じ)
 さらに詳細な解説があった「Bizサンデー」の方の反応は分かりませんが、以下、「Bizサンデー」を元に考えます。

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<こちらは、NHK「Bizサンデー」の映像 日産の実験車 ルームミラーのところのカメラと、バンパー両脇のレーザーレーダで、周辺を監視しながら走る>

 一方、Googleは、視覚障害者を乗せて店に行くといった実験をやっており、障害者の支援という前向きな用途を具体的に示しています。
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 車載電装品メーカーのBoshは、3年後の市販を目指して開発中です。
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 多くは、レーザーレンジファインダーとカメラの組み合わせです。
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<上の円筒形のものが高速で回転して、周辺のものとの距離を測る。それにより、常時、平面図を更新しながら進む>

 米国スタンフォード大では、CARSプロジェクトにおいて、ソフトウェアの重要性を強調
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 ここからは、番組が示していない内容も含みます。

何のための自動運転か)
1. 交通安全・・・人的ミスが無くなる
2. 渋滞緩和・・・車車間ネットワークなどによる
3. 高齢者対策(買い物、通院の足)
4. 過疎地対策(最後の移動手段)

 都会生活の若者には、想像できないほどの過疎・高齢化の現実が迫っています。自動運転車の潜在ニーズは、かなり高いはずです。(公共交通が、どんどん無くなっている)

 日本は、道路インフラを中心にした開発が行われましたが、いまだ限定的にしか実現していません。
法律が全く対応していない状況です。公道で実験を行っている欧米に、取り残されそうです。

 テストコースのような無菌状態では、かなりの高速走行ができるようになったはずです。
公道となると、無謀運転の車や、歩行者、自転車の飛び出し、道路工事、故障車などあって、「事故時の責任は」ということになりますが、「自動運転車が走れないような道では、人が運転しても事故は無くならない」と言えます。道路環境の評価装置として使えそうですね。

 航空機の場合、人間の操作が優先されますが、素人が運転する自動車の場合、居眠り検知やアルコール検知をしたうえで、同様のかたちにする必要があります。緊急停止ボタンも必須ですね。

 恐らく、完全自動運転の前に、かなり手厚い運転支援システムが実用化される気がします。(衝突防止はある程度できているし、車線逸脱防止もある。クルーズコントロールで車速、車間距離も保たれる。あとは、回避など連携動作かな)


 加齢で、眼や手足が不自由になる前に、実用化してほしいものです。

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プロフィール

dadebeso

Author:dadebeso
愛知県尾張東部在住. 宗教的なものではありませんが,場所の持つ力に関心があります.また,ものごとの起きるタイミングという意味での時の力にも関心があります.そのほか,落語,オーディオは,子供のころからの趣味です.

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